源氏物語の知られざる魅力&ツッコミどころを東大生と読み解く
世界最古の長編小説『源氏物語』――日本初の世界文学として知られるこの作品は、実は今の感覚からするとツッコミどころだらけで、なんとギャグとしても大いに楽しめてしまう作品です。本書では、その魅力をたくさんの人に伝えるため、ふだん中高生に古文の面白さを教えている名門校の国語教師と東大生作家が懇切丁寧に解説しました。一番のヒロインが人妻にして義母だったり、光源氏は十歳の少女に一目惚れして誘拐してしまう、今でいうロリコンだったり、天皇(しかも実兄)の婚約者との不倫がバレて都を追放され、人生最大のピンチに陥ったり……「古典文学」としてマジメに読んでいるだけではわからない源氏物語のディープな魅力をお楽しみください!
*本書目次
はじめに
第1章 10分でわかる! 源氏物語
本書で扱う主要登場人物
第2章 光源氏の誕生
第3章 雨夜の品定め
第4章 若紫誘拐
第5章 藤壺の出家
第6章 女三の宮の登場
おわりに 『源氏物語』の終わりとともに
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