取り寄せ不可
「君たちが食べた学食に、記憶削除の脳薬が混ぜられていた」
卒業を間近にひかえた高3の深青は、担任からそう告げられた。10年間の記憶が、1ヶ月後に消えてしまうのだという。とっさに深青の頭をよぎったのは、あの罪悪感から逃れて、別の人生を歩めるかもしれない…という思いだった。そしてざわめく教室の中、たったひとり静寂をたもっていたのは、クラスメイトの映。端正な顔立ちで成績も優秀、非の打ち所がないけれど他人をよせつけない…そんな彼もまた、人生から逃れたい理由を持っていた。ふたりは「卒業アルバム委員」としてまじわることになるけど…。記憶と青春を巡る、純愛ストーリー。
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