大江健三郎論

光文社新書

大江健三郎論

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出版社
光文社
著者名
井上隆史(日本近代文学)
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2024年2月
判型
新書
ISBN
9784334102234

「奇妙な仕事」以降、常に文学界の先頭を走り続けてきた大江健三郎。「飼育」で芥川賞、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』で読売文学賞、そして九四年には、川端康成についで日本で二人目のノーベル文学賞受賞者となった。「民主主義者」「平和主義者」と捉えられている大江。だが、大江をそうした物差しだけで測ってよいのだろうか。従来の大江像に再考を迫る。

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