解禁随筆集

解禁随筆集

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出版社
鳥影社
著者名
笙野頼子
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2024年2月
判型
四六判
ISBN
9784867820551

発禁から解禁へ!?

2024年、一つの判決が出ると

このような本はもう出せなくなるかもしれない

今ならまだ書けるぎりぎりまでを書いた

私、私小説、身体、言論の自由、保守の本分、ジェンダー主義告発

ひとりの女人として正直に物を言い

キャンセルされた反米文学者のその後

女たちと保守の一点共闘、最前線報告



江藤淳は言った。保守とは感覚だと。しかし、今ここまで来て私が思うこと。保守とはおそらく、身体を領土と感じる本能である。弱肉強食の前に我が身やわが子を守る女性の切実な危機感である。ただの感覚というより身体に刻んだ痛みや苦しみの歴史である。

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