文殊菩薩の研究

文殊菩薩の研究

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出版社
法蔵館
著者名
光川豊藝 , 井上博文 , 金澤豊
価格
17,600円(本体16,000円+税)
発行年月
2024年2月
判型
A5
ISBN
9784831877703

大乗仏教の主役 文殊菩薩に託された思想とは。

悪魔からは泣いて怖れられ、釈尊はその前世で文殊の説法により発心を得た。またある時は維摩居士と空を論じ、龍女と成仏を論じあった。
大乗仏教の主役ともいうべき活躍をみせる文殊菩薩について、初期大乗経典「般若経」をはじめ、膨大なチベット語文献・漢訳文献を精査。文殊菩薩経典群を網羅的時代的に初めて整理。著者が半生をかけて考究した驚くべき研究成果。

【目次】
刊行にあたって(井上博文)
第一部論考編
Ⅰ 文殊菩薩と仏国土
第一章文殊菩薩とその仏国土――『文殊師利仏土厳浄経』を中心に
Ⅱ 文殊菩薩の説法
第二章 文殊師利菩薩『所説教』の研究――文殊の説く教説と神変を中心に
第三章 『思益梵天所問経』の研究――文殊菩薩の所説をめぐって
Ⅲ 文殊菩薩と女性 
第四章 『諸仏要集経』にみられる文殊菩薩――とくに「有所得」と「女身」に関連して
第五章 『文殊師利遊戯大乗経』の研究――文殊のganika(娼婦)への教説を中心にして
Ⅳ 文殊菩薩と悪魔
第六章 魔波旬と文殊菩薩による破魔――『仏説魔逆経』を中心にして

第二部文殊菩薩関係経典(解題篇)
第一章中国仏教・古訳時代にみられる関係経典
第二章中国仏教・旧訳時代にみられる関係経典
第三章中国仏教・新訳時代とその後の関係経典

編集後記(金澤豊)
光川豊藝先生最終講演(二〇〇八年龍谷仏教学会記念講演)文殊菩薩の諸相
あとがき(井上博文)

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