AI時代を生きる子どもたちに算数授業で育てたい力
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『算数授業研究 No.150』編集後記より
皆様から頂いた玉稿を拝読しながら,先の見えない不安よりも,先の見えない楽しみが湧いてきた。
これから先の算数授業をどう変えていくのか,楽しみになった。感謝である。
150号は100号のような特別増刊号のような形にせずに,通常号の形の中で,でも区切りの号にしたいと考えていた。
創刊号から100号までは18年かかっているが,101号から150号までは8 年ちょっとである。そのため,100号のときの算数部のメンバーのうち, 4 人が残っている。この50冊発行の間に入ってきた新しいメンバーは3 人である。
その中でも一番若い田中は「AI 時代に生きる子どもたちに育てたい力」の1 つに「子ども同士でその子の追究に寄り添い,深めていく力」をあげている。田中の主張に大いに共感できた。
50冊発行の間の表紙のリニューアルは101号からと125号からであった。編集に無理を言って,カラーで表紙の写真を入れてもらった。これは100号と同じ形式である。表紙を担当している佐々木先生の思いを表紙の絵と合わせて見ていただきたいと思う。
本誌だけでなく,算数授業研究公開講座,全国算数授業研究会の記録の整理も行った。
コロナ禍で中止になったり,オンラインになったりと研究会の様態も変化し,第何回になったのかがわからないままになっていたものも,ここで整理することができた。研究会等の整理をしていると,「新しいことに挑戦している」「楽しんでいる」「問題意識が変わってきている」等が見てとれた。さらに長いスパンでの変化の様子を見ようと思ったら,100号も合わせて読み返すことをおすすめしたい。
(中田寿幸)
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