法政大学沖縄文化研究所創立50周年記念シンポジウム「いま沖縄を語る言葉はどこにあるか―復帰50年目のジャーナリストたちの挑戦」(2022年11月23日開催)に関連する新たな企画として、本書は作られました。
沖縄についての取材経験や造詣が深い5名のジャーナリストにより、「沖縄のことを沖縄から伝える 東京から沖縄のことを伝える」という論点から、それぞれの眼差しが捉えて来た沖縄の伝え方についての論考です。沖縄の問題は日本の問題であるという認識に立ち、広くこの国のありようをも思考する資となるでしょう。
それぞれの現場で模索し、困難に直面しながら、それでもなお奮闘するジャーナリストたちの言葉から、沖縄報道の現状と今後を見すえる切り口が見えてくるきっかけにもなる1冊だと思います。
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