柴田理恵さん推薦!
「あなたも、認知症の家族も、みんなが笑顔になれる本!」
「認知症の症状は、お天気と同じで、晴れたり曇ったり。
思うようにいかず、本人も介護する人も、お互いにずっしりと重たい「曇り」になってしまう日もあります。
でも、ふとした瞬間に理解が進み、心が通じ合う「晴れ」の瞬間もあります。
では、どうすればそんな「晴れ」の日を増やすことができるのか?
それがこの本のテーマです」(本書より)
著者の川畑智さんは、熊本県を拠点に活躍する理学療法士。
理学療法士とは、分かりやすく言えばリハビリの専門職です。
以前は病院に勤務していましたが、認知症の人も安心して活躍できるまちづくりを目指して、病院や介護施設を運営したり、行政と連携して認知症の方やご家族に向けた講演会を実施したりしています。
そんな川畑さんは、認知症の人とともに生きる上で大切なのは、
・これから何が起きるのか?
・なぜそれが起きるのか?
・そんなとき、どうればいいのか?
この3つを知っておくことだと言います。
知っておけば、この準備ができます。
いざそのときに対応ができ、「なんとかなるさ」「まあいいか」と思えます。
何より大切なのは、「笑う」こと。
認知症介護の中にだって、おたがいに大笑いできる瞬間や、日々の介護の中で心が通じ合う瞬間、心がほっこりと温かくなる瞬間が必ずあります。
そんな「晴れ間」を作るための考え方や方法を、著者が経験したエピソードととともに一冊にまとめました。
漫画家・中川いさみ先生のクスっと笑えて、じんわり心が温まるマンガとともに、お読みください。
認知症の人に起こること ~アルツハイマー型認知症の場合~
認知症になると、どうなるのか? アルツハイマー型認知症の症状を7 段階に分類した「FA S T 」と呼ばれる指標をもとに、見ていきましょう。
第1章
認知症の人の心の中の覗き方
第2章
晴れ間が広がる伝え方と接し方
第3章
不安も怖さも備えがあれば消えていく
第4章
その日まで笑顔でいるために
それでは、はじめましょう!
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