1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
日本各地の医療史跡を訪れ、医療の歴史に向き合うと見えてきたのはコロナ禍を経た今日にも通ずる先人からの教えだった。系統的人体解剖を冀求する蘭方医、圧倒的な惨禍をもたらす感染症に対峙する医師、性差別や病気への偏見と闘う医療従事者を通して、日本の近代医療の培ったもの、見失ったものをまのあたりにする。豊富な写真を掲載する待望の改訂新版。
〈目次〉
序章
第一章 腑分けと解剖
蘭学の泉はここに/杉田玄白と前野良沢/山脇東洋 など7編
第二章 医学教育の史跡
ポンペとシーボルト/ベルツとスクリバ/ウィリアム・ウィリス など12編
第三章 感染症との戦い
天然痘/ペスト/赤痢と志賀潔/日本住血吸虫症と宮入慶之助/結核/コレラ/ハンセン病 など30編
第四章 医療と福祉の萌芽
松本良順/長与専斎/後藤新平 など9編
第五章 現代医療への貢献
山極勝三郎/呉秀三/田原淳 など10編
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。