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通時的なアプローチと共時的なアプローチを統合した語彙化研究の方法論を援用し、中国語における言語化の一部である語彙化の過程を記述分析しながら、その動機付けの説明を試みるものである。具体的には、第一章では友人を意味する「朋友」の成立、第二章では「交渉」の源流、第三章では隠喩による「面子」の生成、第四章では契約を意味する「合同」の形成、第五章では日本語からの借用語とされる「文化」の受容と変容を取り上げ、文化的概念の一部をなすこれらの語彙化と概念化の歴史的過程を解明する(なお、「中日対照」となっており、中国語も同じく5章となる)
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