凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

幻冬舎新書

凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
幻冬舎
著者名
樋口裕一
価格
1,056円(本体960円+税)
発行年月
2024年1月
判型
新書
ISBN
9784344987203

妻ががんで逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか――。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top