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オペラ作曲家として大成功を収めた後は、美食家として贅を極めた料理やワインに余生を費やしたロッシーニ。その名前を冠する料理は数知れず、牛ヒレ肉のステーキにフォアグラのソテーとトリュフを載せた「トゥルヌド・ロッシーニ」をはじめ、「ロッシーニ風」といえば高級食材をふんだんに使った料理の代名詞にもなっている。
本書はそんな美食家(グルマン)としてのロッシーニと彼にまつわるさまざまな逸話や伝説の真相をひもとく。スタンダールやバルザックなど19世紀の名だたる文人たちに語り継がれた美食家ロッシーニの逸話から、様々なカリカチュアに描かれたロッシーニの姿や、ロッシーニの名前を冠する代表的料理の解説まで、ロッシーニと料理にかんするすべてを網羅した一冊。
『ロッシーニと料理』(透土社、発売:丸善 1993年、新版2000年)に、筆者がこの20年で収集したさまざまな情報を盛り込み、すべての逸話について、その初出までさかのぼってあらたな検証を加えた決定版。
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