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「世紀の一戦」那須川天心戦で味わった
挫折から武尊はどう立ち上がったのか。
そして2024年1月28日
スーパーレックとのタイトルマッチへ――。
K-1 WORLD GP3階級制覇
10年間無敗――世界の格闘技界に
その名を轟かせた武尊が
紆余曲折の半生を語った。
心折れそうなとき
道を逸れてしまいそうになったとき
自分を支えてくれたのは「夢」の力だった。
幼いころに誓った
「K-1のチャンピオンになる」
「格闘技で成功する」
その夢を持ち続けたから、今がある。
「格闘技には、人の心を動かし
人生まで変えてしまう
とてつもないパワーがあると僕は信じている」
<目次>
プロローグ 優しさ
第1章 「絶対不可能」を覆す
「K ― 1休止」で断たれた夢を取り戻す
『SASUKE』出場で知名度を上げる
「天心とやれ!」の大合唱と誹謗中傷
試合をしながら交渉を繰り返す
他
第2章 ユメノチカラに導かれて
才能と体にめぐまれなくてもできること
憧れの人の真似から始まった夢への道
「自分は強い」と思えないことの強さ
心折れても「夢」が引き戻してくれる
他
第3章 逆風だらけの世界で
歯車が狂い始めた高校時代のこと
夢の喪失と「うつ」発症、自殺未遂
悪いことを悪いことのままで終わらせない
天心vs.メイウェザー戦以後、アンチが急増
他
第4章 「ファイターとお金」を考える
お金を稼ぐことを第一の目的にしない
チャンピオンがバイト生活者でいいのか
戦いながら会場の熱気を見て試合を考える
相手のパンチをあえてまともに食らってみる
他
第5章 アフター「THE MATCH」
絶望と、すべて崩れていった夢の世界
あえて敗北の記念写真を撮った理由
ワンオクTakaさんから受け取った言葉
天心戦の敗北を取り返すために
他
第6章 勝つためのルーティン
K―1最強を証明しなければ終われない
安心できる場所があると危険な戦いができない
すべてをわかってくれている渡辺雅和トレーナー
僕の兄貴たち、卜部弘嵩・功也兄弟
他
第7章 「格闘技W杯」開催のために
児童養護施設の子供たちを訪ねて
7代目タイガーマスクを襲名する
格闘技版ワールドカップを開催したい
2024年1月28日、世界最高峰の戦い
緊急追記:それでも、戦うことを選んだ
他
エピローグ ユメノチカラ、未来へ
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