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2乗するとマイナス1になる数「i」を虚数といいます。プラス×プラスはプラスになり、マイナス×マイナスもプラスになるという事実を私たちは数学の授業で習いました。
それでは、2乗してマイナスになるとはどういうことでしょうか?そんな数、存在するのでしょうか?
そもそも数が「存在する」ということ自体、考え方にもよりますが、1とか2とか3が存在するというのであれば、虚数も存在すると言えるのです。
そして、そんな“常識外”の数である虚数は、単に数学の世界の中だけではなく、思いっきり現実世界で使われているものなのです。
本書では、半導体エンジニアとして虚数・複素数を実際に“使っている”著者が、それがどのように使われているのかと、その数学的美しさについて、易しく解説していきます。
目次
Chapter1 なぜ存在しないはずの虚数が役に立つのか?
Chapter 2 虚数は何の役に立っているのか?
Chapter 3 虚数を学ぶための基礎
Chapter 4 虚数で波を表わせる
Chapter 5 虚数は次元の違う数
Chapter 6 虚数の美しさとは何だろう
Chapter 7 複素関数の世界
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