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★将棋初心者も楽しめる!
★豊富な写真を掲載
★前人未到の「八冠」となった王座戦
勝率1%からの逆転は、なぜ起きたのか――?
将棋史に残る名勝負「王座戦」(第71期)を通して、
天才・藤井の強さ、思考に迫る。
・結果よりも内容や充実感を求める姿勢
・いったん諦めた上で、勝ち筋を探る
・定跡にとらわれない
・継続して研鑽を積む、ライバルの存在
・「異次元」ともいうべき計算能力
王座戦主催である日本経済新聞社編だからこその豊富な写真、資料も必見!
「・・・計算力の高さは「天賦の才」といえるかもしれませんが、結果よりも内容や充実感を求める姿勢を貫いている点も強さの一因ではないでしょうか。23年10月30日に日経本社でトークショーとともに催した自戦解説会では、五番勝負の中から「会心の譜」を選んで解説してください、とお願いしました。
すると、藤井王座は、シリーズで唯一敗局となった第1局を選んだのです。
対局に勝ったとしても、構想のミスや納得のいかない手があれば、藤井王座は悔やみ、反省して、次の対局に生かそうとしています。
勝っても、内容的に納得できなければ、心の底から悔しがる姿を見て、
『だから、藤井さんは勝つんだな、強くなるんだな』と痛感しました。
本書のもう一人の主人公は、永瀬九段です。
“藤井聡太が勝ち続ける理由”の一つとして、永瀬九段を研究パートナーとして選んだこと、
そして、2人で継続して研鑽を積んできたことを挙げないわけにはいきません。」
(「歴史的で運命的なシリーズを振り返る――『はじめに』に代えて」 一部抜粋)
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