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ボツリヌス治療,脊髄後根切断術,バクロフェン髄腔内投与,深部脳刺激療法など,痙縮・ジストニアの治療法がわが国でも徐々に普及している.適切な時期に適切な治療を導入し,経過に応じて他の治療へ移行することで,運動障害の回復がいっそう促進され,また骨格変形や合併症を最小限に抑制できる可能性がある.本ガイドラインは,患児の特性や病態,罹病範囲や重症度に応じて,各専門医らが協力・連携して治療にあたれるよう,その共通の指針となるべく策定された.
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