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毒親育ちの私は22歳の時、憧れのマラソンランナーと結婚した。そこには幸せが待っているはずだった。
しかし、待っていたのはDVとモラハラと過酷な不妊治療の日々だった。私は彼の言う事は何でも言う通りにし、どんな理不尽なことを言われても、殴られても我慢した。
稼ぎは夫と婚家と不妊治療に捧げた。彼を愛していたから。
やがて、健康を損ない夫の元を去る日。夫は全財産を私から奪い、『永遠に呪い続ける』と言った。
『神様、お願い。このまま朝になっても目覚めさせないで!辛過ぎる。私には何もないのだから。30歳過ぎてるし美人でもない。お金もないし才能もない、学歴も資格もない。こんな私がどうやって生きていけばいいの?』
暗闇の中で泣いて泣いて泣き疲れた私。そのとき、ふと私は気付いた。自分が持っているモノを。
その晩を境に、私は激変した。幸せな出来事が次から次へと私に訪れた。
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