特集1:虐待防止に向けた考察と実践/特集2:ケア提供が二次加害とならないために
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特集1 虐待防止に向けた考察と実践 特集2 ケア提供が二次加害とならないために
「特集1 虐待防止に向けた考察と実践」では,精神科病院における障がい者虐待防止の取り組みの強化を求める改正精神保健福祉法(虐待防止に関する項目は2024(令和6)年4月に施行)が目前に迫ったいま,あらためて虐待とその防止のための道筋について考察を深めていきたいと思います。ケアする者のうちにあるかもしれない「支配(コントロール)欲求」と虐待行為との関連性への考察と自身のふるまいの振り返り方,「虐待は犯罪である」という共通認識をもつ重要性を踏まえたうえで,実際の取り組みとして,これまで積み上げてきた日下部記念病院の虐待防止対策の実践を紹介します。
「特集2 ケア提供が二次加害とならないために」では,「よかれ」と思って行うかかわりやコミュニケーションが,実は当事者の心を傷つけたり,またそのために回復を妨げてしまったりするというケースは避けなければなりません。特集2では“トラウマ”を1つのキーワードに,コミュニケーションのレベルから「二次加害」を未然に防ぐ実践や,トラウマインフォームドケアが無意識の二次加害を避けられる方法である理由,実践の振り返りとしてのケースを紹介していただきました。その人の回復を願い,懸命にかかわるがゆえに起きてしまう,期待とは正反対の結果。精神科看護の難しさ・奥深さが見え隠れします。
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