貧乏神あんど福の神 なぞなぞが謎を呼ぶ

徳間文庫 徳間時代小説文庫

貧乏神あんど福の神 なぞなぞが謎を呼ぶ

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出版社
徳間書店
著者名
田中啓文
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2024年1月
判型
文庫
ISBN
9784198949129

大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。おまけに、様々な難題が持ち込まれることもしばしば。それは彼の部屋にある屏風に封じられている厄病神のせいらしい。
残暑厳しいある日、力丸という小悪党が殺された。死体には、突き出した舌の上に大きな石を載せた閻魔大王の絵が置かれていた。この謎めいた事件の瓦版の挿絵を依頼された幸助は、この不可解な事件に関わっていくことに……。
色街で豪遊することから福の神と呼ばれる謎の商人。幸助とは、身なりも何もかも違うが気が合う。彼と、筆問屋の丁稚の亀吉らとともに、様々な事件を解決する人気シリーズの第四弾!
第一巻は刊行後、即重版!

第七話 なぞなぞが謎を呼ぶ
素丁稚捕物帖 四 怪談なんて怖くない
第八話 なぞなぞがまた謎を呼ぶ

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