本書は,ケアを提供する医療従事者がいかにバーンアウトせず持続的に質の高いケアを提供し続けることができるか,さまざまなトピックスと豊富な事例から考えた一冊です。医療従事者は,「燃え尽き」や道徳的な苦痛,共感疲労,代理受傷などから,どうすれば,心身を守り,レジリエンスを維持することができるのでしょうか。ワーク・ライフ・バランスのとれた職業人生を送るために,個々人のセルフケアだけでなく,いかにチームにおける心理的安全性を確保するのかを描いています。「働き方改革」が求められる時代のプロフェッショナルのために必須の医療従事者のウェルビーイングについての生きた知識が詰まっており,臨床現場での実践者はもとより,医学教育に携わる専門家,メンタルヘルスや支援者支援に携わる方々にぜひ手に取っていただきたい一冊となりました。
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