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ある雨の日、捨てられていた人間の幼子を偶然見つけたのは、
山奥で暮らす寡黙な妖狐、朔夜(さくや)だった。
凪(なぎ)と名付けられた彼は、美人で健気な青年へ成長し、
親代わりの朔夜にいつからか淡い恋心を抱いていた。
「ただの人間の僕は、朔夜様のお役に立てない」
それでも育ててもらった恩を返したいと悩んでいたある日思いついたのは、
人間界に行けば朔夜の役に立てる方法を学べるかもしれないという事。
「俺の加護が届かないところには行くな」と言う朔夜に対して、
凪は「もうこどもじゃない」と意地を張る。
熱意に負けた朔夜が人間界に行くのを許可する代わりに出した条件は、
自分も一緒に人間界へ行く事で――
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