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南方熊楠(1867-1941)は、天才的な資質をもった博物学者、民俗学者であった。そのために、尊敬のまなざしから書かれた「熊楠本」は数多い。若い頃に、大英博物館で膨大な資料群に対峙した熊楠の奮闘ぶりには感銘を受けるが、一方で熊楠が用いた情報は、資料考証が十分でないところもあり、その取扱いにおいて杜撰と思えるところもみられる。本書は、ロンドン滞在期間の研究活動に焦点を当て、同時代の資料をもとに検証することによって、等身大の熊楠像を提示する。
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