特集:「5分の1黒板」~”成長の授業”を追い求めて/菊池道場と私
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「今の教室を創る 菊池道場機関誌 『白熱する教室』」は、今号をもちまして休刊いたします。
2015年7月に創刊号を発行以来、8年半の間に臨時増刊号を含め全36冊を刊行いたしました。
「菊池実践」の拡大と進化・深化のために大きな役割を果たしたものと自負しています。
これまでの感謝の気持ちを込めて「最終号(第35号)」も全力で編集しました。
通常の菊池省三道場長の寄稿に加え、巻頭インタビューとして「菊池省三道場長に聞く『菊池道場のこれまでとこれから。』」を掲載しました。
これまでの菊池道場の歩みをふり返りつつ、今後の展望をお話しいただきました。
第35号の特集は、2つ。
【特集①】「5分の1黒板」~“成長の授業”を追い求めて
【特集②】菊池道場と私
【特集①】について、この特集を担当した徳島支部の堀井悠平支部長は、次のように書かれています。
「私は、菊池実践に出合った10年前から、ずっと色褪せることなく、菊池先生の“授業”への憧れが強くあります。その契機となったのは、最後の菊池学級の子どもたちの言葉です。その一人、中村愛海さんは、菊池先生の授業を“成長の授業”だと表現しました。授業の中で感じ取ってきたものが滲み出てきた言葉です。ここでの成長は、「テストで100点が取れるようになった」「作文が上手に書けるようになった」に留まりません。自分自身の在り方や考え方、大きく言えば生き方にまで強い影響を受けた一人ひとりの内面の成長です。菊池学級の子どもたちから自然発生的に誕生した“成長の授業”という言葉は、まさに、「人間を育てる」という教育の根幹であり、菊池実践の本質を捉えています。今こそ、教育界の流行も大切にしながらも、「人間を育てる」という不易に迫っていきたいと考え、本特集テーマに決めました」
【特集②】は、菊池道場が第2章へと歩みを進める節目に当たり、14人の支部長に「私と菊池道場」とのタイトルで、思いを寄せていただきました。
大好評連載漫画「ひとり暮らしの小学生価値語篇」(松下幸市朗先生)は、II部の最終回となりました。
成功裏に「徳島教育ウィーク」を終了した徳島支部と、結成満9年を迎えた岡山支部の報告を、巻頭カラーページに掲載しています。
他にも、「高等学校で活かす菊池実践」や支部メンバーの実践など、盛りだくさんの内容です。
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