火山に馳す 浅間大変秘抄

火山に馳す 浅間大変秘抄

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出版社
KADOKAWA
著者名
赤神諒
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2023年12月
判型
四六判
ISBN
9784041144329

●東京新聞(2024年1月6日付)書評掲載(評者:理流)
●日経新聞(2024年1月25日付)書評掲載(評者:縄田一男)
●週刊現代(2024年1月27日号)書評掲載(評者:清原康正)
●山陰中央新報(2024年2月3日付)書評掲載
●上毛新聞(2024年2月18日付)新刊ガイド掲載
●小説現代(2024年3月号)書評掲載(評者:田口幹人)
●週刊文春(2024年3月7日号)書評掲載(評者:青木千恵)

天明の浅間焼け(大噴火)で土石流に襲われた鎌原村。村人の8割が死に、高台の観音堂に避難した者など93人だけが生き残った。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、残された村人を組み合わせて家族を作り直し、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく難航していた。出世頭の若き代官・原田清右衛門が進言するとおり、廃村と移住を選択すべきなのか、根岸は苦悩する。さらに幕府側にも不穏な動きが――。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。

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