最後のモナ・リザ

最後のモナ・リザ

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出版社
アストラハウス
著者名
ジョナサン・サントロファー , 髙山祥子
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2023年12月
判型
四六判
ISBN
9784908184482

1911年にルーブル美術館から盗まれた〈モナ・リザ〉は、その後2年間行方不明だった。



主人公は、ニューヨークに住む画家で美術史家のルーク・ペローネ。彼の曽祖父は、100年以上前にルーヴル美術館から〈モナ・リザ〉を盗んだ窃盗犯だ。曽祖父の日記が見つかったというメールを受けとり、フィレンツェの研究図書館で日記を読み始めるルーク。人間味あふれる曽祖父の姿が浮かび上がってくる……。しかし、日記は肝心な部分が破り取られており、日記に関わった人が次々と死んでいく。

曽祖父が盗み、その後返却したというルーヴル美術館の〈モナ・リザ〉。

当時、何があったのか。そしてあの〈モナ・リザ〉は、贋作か、否か?

ルークは、自身が殺される前に〈曽祖父の真実〉を見つけなければならない。



さえない画家兼美術史家の主人公、フィレンツェで出会った美しい女性、インターポールの捜査官、美術品贋作者、億万長者のコレクター……。過去と現在が交錯するなか、濃やかな人間模様が描かれ、エキサイティングなアクションシーンが展開する。フィレンツェ、パリ、南仏プロヴァンスの村の描写も魅力的な、ジョナサン・サントロファーによる美術(アート)ミステリの真髄。

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