1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
林間学校から一ヵ月。
如月花火は引きこもり生活を続けていた。
崖から落ちて複雑骨折したことが原因ではなく、理由は心のほうにあった。
それは、大好きな人を失ってしまったから。
花火は自分自身の愚かさを責め続け、後悔のあまり外に出ることができなくなってしまったのである。
それを花火の姉である泉は寄り添って話を聞いてくれていた。
しかし、そんな姉に隠しごとはできず、すべて暴かれてしまうと花火は怯え――。
その頃、俺・一ノ瀬颯馬もまた悩みを抱えていた。
雪代さんと付き合ってるかどうかということがわからずにいたのである。
蓮池にそのことを相談しているうちに、自分の無責任さに気づいた俺は、ついに雪代さんへの告白を決意する!?
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。