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江戸初期、書、陶芸、茶の湯など多方面で活躍した数寄者・本阿弥光悦とは――。光甫の「行状記」を筆記した孫娘によって語られる、光悦と刀の鑑定を家業とした一族の風流で清貧な生活と美の世界。著者の代表作『清貧の思想』の端緒となった翻案作品。
〈解説〉川村 湊
【目次】
巻一 鷹ヶ峰返上のこと
巻二 妙秀がこと
巻三 光悦がこと
巻四 刀の目利きのこと
巻五 紹益殿の訪れのこと
〈解説〉川村 湊
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