農村青年の文学

ひつじ研究叢書(文学編)

農村青年の文学

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出版社
ひつじ書房
著者名
牧千夏
価格
7,920円(本体7,200円+税)
発行年月
2023年12月
判型
A5
ISBN
9784823412097

本書は、農民文学および産業組合という観点から、1920-30年代に農村の人々が地域や個人を主体とした独自の文化を生んだことを明らかにする。宮沢賢治を中心に地方のアマチュア作家や投書家の表現、および産業組合の関連から賀川豊彦や平塚らいてうを扱った。農村の人々のなかには、仕事や雑事に明け暮れる日々のなかで、頭をひねって原稿用紙に向かった人がいた。本書は、彼らの表現が地域の暮らしから生まれたことを、浮かび上がらせようとする。

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