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つながりすぎた社会で〈二人であることの孤独〉を取り戻す
若きアーティストによるSNS時代の恋愛・制作・人生論
人を愛する、とは詩で、
詩を詩のままにするのが、
ラブレターなのかなって思う。
――最果タヒ
「本書が捉えようとするのは、すべてがつなげられた社会から脱出して二人の時間を過ごし、その後で、労働や学校、家族といったつながりへと帰っていくことを可能にする世界制作の方法である。つまり二人のあいだで接続と断絶を様々に組み替えて、自分たちの手でストーリーを作る方法の模索である。そうした行き来を可能にするのがラブレターなのだ」(本書より)――新時代のアーティストが提案する、SNS以降を生きるための〈新しい孤独のプラクティス〉。
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