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ひとりの歴史上の人物、〈偉人〉をどう捉えなおしていけばいいのか。
本書は、地域史の視座から〈偉人〉金原明善(きんぱらめいぜん)を捉えなおし、さまざまな視座から、近世・近代転換期日本における地域史像を豊かにしていく。その人物の辞書的記述だけではわからない、知られていないさまざまな〈顔〉をどう探すのか。
そのために本書は以下、3つの点に重点を置く。1つは明善の活動を、一人の偉人が自己の理想を一筋に貫いていく過程と捉えるのではなく、当時の全国的な政治・経済・社会状況や、周囲の多くの人々との相互関係のなかに位置づける。2つ目は明善と金原家のこれまであまり知られてこなかった側面に光を当てる。3つ目は明善を長い時間軸のなかに置いて見直していく、である。
〈偉人〉はどう捉えなおせばいいか、根源的に考える書。執筆は、伴野文亮・渡辺尚志・伊故海貴則・棚井仁・高柳友彦・佐藤敏彦・井口裕紀・浜名高校史学部(畑陽日希・伊藤晴信・森下陽斗)・武田真幸。
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