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現在、麻雀にはさまざまなルールがありますが、その多くに数万点の「順位点」がつきます。
例えばMリーグルールであれば、トップと2着は4万点の差がつきますし、最近流行しているネット麻雀雀魂では、3着と4着で15万点!近いポイントの差がつきます。これはつまり、たった1つのミスのせいで、数万点の損が生まれてしまうということです。
では、そのようなミスをしないように、大切なことは何でしょうか。それはずばり、「点数状況の判断」です。「愚形ドラ1はリーチ」、「リーチを受けて2シャンテンならオリ」などのセオリーは、あくまで一般的な場面における正解にすぎません。点数状況によっては、簡単に逆をいったほうがよくなるのです。
そこで本書では、
・「オーラスアガればトップだが放銃すると着順がダウンする場合」
・「南場のトップ目でどれくらい守備気味にすべきか」
・「ラス目だからといって相手のリーチに全ツッパでいいのか?」
などのよくある疑問を、さまざまな点数状況ごとに解説します。強者だけが知る判断基準を読者の皆さまに知ってほしいと思います。
また、当然ルールによってその順位点も異なるため、Mリーグルールなどのトップが飛び抜けてえらいルールと、雀魂や天鳳などのラス回避がえらいルールとを区別して解説します。
ぜひ本書を読んで、既存のセオリーの1つ先をいく状況判断を身につけましょう。
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