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稀代の歌姫・中森明菜の楽曲に徹底フォーカスした、かつてない音楽クロニクル!
人気音楽評論家・スージー鈴木が、満を持して渾身のペンを走らせる
80年代日本の音楽界に偉大なる金字塔を打ち立て、かつ象徴的存在として君臨した中森明菜。アイドルという立ち位置からスタートし、破格の商業的成功を成し遂げた。単なる歌謡曲でもニューミュージックでもロックでもない独創的な音楽を創り出し、歌い演じ、プロデュースし続けた、稀代の歌姫の音楽の軌跡を辿る
彼女が残してきた歌と音に耳を澄ませ、「中森明菜の音楽」を真正面から捉える。 時代的な表層現象からのバイアスによって、これまでややぼやけて映ってきた、それらの真の価値にフォーカスし、くっきりと解像度を上げていく。 中森明菜の作品すべてに共通する広さと深さ、そして悲しいまでの美しさ
つまり、音楽家としての中森明菜の真価を、改めてあぶり出すための書である。
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