1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
遠藤周作が求め続けた女性像。
遠藤文学の核心にある愛と宗教観は女性に託されていた。〈母〉〈聖女〉〈空虚感〉などをキーワードに、70作品超の分析と読解を通して、遠藤のメッセージを解明する。
◇本書で取り上げた遠藤周作が描いた女性たち◇
森田ミツ「わたしが・棄てた・女」「灯のうるむ頃」「ピエロの歌」「スキャンダル」など/理想の女性 キク・サチ子「女の一生 一部・キクの場合」「二部・サチ子の場合」/説得する女性 朝吹志乃「楽天大将」/歴史小説の女性 ユリア「ユリアとよぶ女」 細川ガラシャ「日本の聖女」 お市「反逆」「決戦の時」「女」/空虚感を抱く女性 上田ノブ「海と毒薬」 大河内葉子「真昼の悪魔」 成瀬美津子「深い河」/母「影に対して」「影法師」「母なるもの」など、その他多数。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。