バテレン追放令

ちくま学芸文庫

バテレン追放令

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出版社
筑摩書房
著者名
安野眞幸
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2023年12月
判型
文庫
ISBN
9784480512123

西欧のキリスト教宣教師たちは、日本史上にいかなる反作用を生み出したか。教会領長崎での事件と秀吉による「バテレン追放令」から明らかにする。



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天正十五年(1587)、豊臣秀吉は九州平定のため、大軍を率いて出陣。博多に凱旋し、戦勝祝いのさなか、「バテレン追放令」五カ条を発布した。日本でのキリスト教宣教に関する禁令である。キリシタン大名・高山右近を家臣団から排除したことと併せ、イエズス会士たちに強い衝撃を与えた。諸宗派間の平和共存を構想していた秀吉が転回をなすに至った背景には何があったのか。それは日本史上にいかなる反作用をもたらしたか──。イエズス会が支配する教会領長崎で起きた事件と、「バテレン追放令」を記す二つの文書の検証から、日本とヨーロッパの象徴的衝突に迫る。サントリー学芸賞受賞作の改訂増補版。

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秀吉はなぜこの禁令を発したのか

日本史上における意味を問う



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