昨今,学校・教職は「ブラックな職場・労働」であるかのようなイメージばかりが膨らんで,教職志望者数の減少と若者の「教職離れ」が生じている。
しかし,たんに子どもが好きであるとか,恩師との楽しい思い出の世界に惹かれてとか,安定した給与と身分保障があるなどといった次元を超えて,次第に厳しくなる労働環境の現状をしっかりと認識したうえで,それでもなお状況改善を志向しつつ,子どもの成長にかかわり,子どもの成長を支え促していく仕事にやりがいと生きがいを感じ,自らもまた教育専門職者として,人間として成長していくことを追求したいと考えている若い「未来の教師」たちがいる。
本書は,かれらが養成・採用・研修と続く40年余りにわたって,教育専門職者にふさわしい発達と力量形成を遂げていくための教育学的な知見と展望を提示する。
《大学での教職課程テキストの最新版として最適!!》
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