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大切な赤ちゃんを授かったにもかかわらず、育てていけないと一人で悩む女性がいます。
熊本にある慈恵病院「こうのとりのゆりかご」ではそんなお母さんの心身をケアし、尊い命を守る活動をしています。そして、赤ちゃんに恵まれなかった方へ「特別養子縁組」を通してバトンを渡していきます。
どんな境遇に生まれたあかちゃんでも、多くの人に可愛がられ、愛された人生を歩むべきです
――『生まれてきてくれてありがとう、みんな、あなたを愛してる』。
あとがきから~
こうのとりのゆりかごは、誰にも相談できず、赤ちゃんを育てられない事情がある人の不安や悲しみを受け止め、共に生きるセーフティーネットでありたいと願う事業です。
この事業を続けていくには、多大な覚悟と労力とお金が必要です。
それでも、奇跡的に生まれてきた命を大切にしたい、
どんな事情のある人でも、受け入れて助けたい、
そして、尊重されるべき女性たちが大切に守られ、望まない妊娠や出産をすることがないようにという願いとともに、愛に溢れた心で運営されています。
彼女たちの多くは、自身が虐待や育児放棄をされるなど、それまでの人生に苦難があり心に傷を負っていて、自分で問題を解決したり、周囲に相談することが難しい境遇にあります。
そんな状況で望まない妊娠を抱えてしまった女性たちに寄り添う活動を続けていらっしゃる、熊本の慈恵病院。
特別養子縁組で親になられた方々は、お子さんに会った瞬間から愛情が強く湧き、実母さんの分まで大切に育てていきたいという思いになられるそうです。
ですが、まだまだ日本は特別養子縁組制度が進んでいない状況です。
海外では、国籍や男女を問わず障害のある子どもたちをも、養育できる家庭で育てるのが当たり前、という考えが浸透しています。
日本でも、特別養子縁組が「特別」ではない社会になりますように。
人の痛みに優しく寄り添う。
そんな世の中になってほしいと切に願います。
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