なぜ古い本を網羅的に調べる必要があるのか

なぜ古い本を網羅的に調べる必要があるのか

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
文学通信
著者名
UーPARL , 荒木達雄
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年12月
判型
A5
ISBN
9784909658647

「そんな古臭いものを研究することに何か意味があるのか」。

語学、文学、歴史学、社会学、各方面に広く及ぶ本を調べ尽くす意味と、そこに資料のデジタル化がいかに貢献できるかを、第一線の中国古典小説研究者とともに探る。

2020年に開催されたオンラインシンポジウム「漢籍デジタル化公開と中国古典小説研究の展開」を書籍化。

小松謙による「『水滸伝』版本研究から何がわかるのか―白話文学における校勘の意義」では、読書とは何かという問題を皮切りに、版本研究からとても多くの情報を引き出すことが可能だということ、そしてそれがもたらす意味について丁寧に解説。その後、荒木達雄、中川 諭が、本を調べ尽くすことについて、様々な立場から考えます。

ディスカッション、後日行われた討論会も収録し、あらゆる視角からこの問題について考えるための論点を提供しました。

付録として「主なデジタル化公開済みの清代までの『水滸伝』諸本」も収載。



【さてはて、数百年前の書物を対象とした研究と、二十一世紀ならではのデジタル化の波とは、一体どのように結びつくのでしょうか。まずは本書の説き明かしをご覧あれ。】…はじめにより

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top