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明治から昭和にかけて活躍した希代の責め絵師・伊藤晴雨が探求した美学を垣間見る――
晴雨がかかわったとおぼしき、生々しくも美しい責め写真の数々を収録した、ファン垂涎の写真集!
=風俗資料館が所蔵する、貴重な資料!=
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晴雨は写真家に撮影を依頼し、自らの絵の世界に通ずるような責め写真を発表した。
そこにはたしかに、晴雨の美学を垣間見ることができる。
晴雨は、写真撮影の目的を「研究」という言葉で説くことがあった。
責め苦により、肢体はいかなる蠢きを繰り広げるのか、表情の豹変ぶりはどうなのか、飽かず求め続けたのだろう。
ときに黒髪に妖気をこめて、恐るべき形相を投げ返してくるその姿には、
晴雨の得意とした幽霊画の、身も凍るような霊界の女のイメージも重なってこよう。
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●目次
はじめに――伊藤晴雨と、責めの美学の研究のための写真
【写真】
陰翳に浮かぶ裸体
土と草にまみれて
天日にさらす
雪責め
もてあそぶ
道具を用いて
吊るす
うねる身体
女と女
なぶる
水責め
ふたり縛り
芝居仕立て
乱れ髪
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