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本書は、3・11東日本大震災と福島原発事故後を、新型コロナパンデミックに撹拌される差別意識を、「新しい戦前」のきな臭さを、文学作品に読み、それでいいのか、と問い返す文芸評論集です。
著者はそれを、たとえば、西条八十が「馬のションベン渡し船だからなぁ」と言って軍歌を作り続けたような、「しかたがない、しかたがない」と流され、流れる……、と指摘します。
翻弄されるいのちと文学の、「ろうそく一本の抵抗」(水上勉)をこころみて生きていきたいという願いがこめられています。
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