世界奇想美術館

世界奇想美術館

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出版社
日経ナショナルジオグラフィック社
著者名
エドワード・ブルック・ヒッチング , 藤井留美 , 田中久美子(美術史)
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2023年11月
判型
A4
ISBN
9784863135680

奇妙で不思議な美術作品はどうやって誕生し、なぜ忘れられたのか。
多くの謎が残る古代の逸品、西欧美術史から零れ落ちた珍品、奇想の作品として著名な傑作、アウトサイダー・アートやモダン・アートの挑戦、そして古代から現代まであまたある痛快な贋作秘話など、疑問だらけの傑作・怪作・珍作・贋作を縦横無尽に語りつくす。
収録図版270点以上。

賢者の石のつくり方が暗号で記されているという『リプリー・スクロール』、
キリスト教の宗教画に登場する犬頭の聖クリストフォロス、
南米で誕生した火縄銃で武装する天使、
無数の釘が撃ち込まれた像「ミンキシ」、
キリスト教では宙に浮く聖人のいくつもの伝説、一方で冒涜を意図した『宗教の雛形』、
果物や野菜の寄せ集めで人物を表現したアルチンボルド、
死者の戴冠を描いた『1361年のイネス・デ・カストロの戴冠』、
妖精画『お伽の樵の入神の一撃』、
水中で描く初の画家として一世を風靡したザール・プリチャード、
細密肖像画ブームで生まれた、言いようのない味わいがある『火焔に包まれる男』、
心霊美術が生み出した、無名の画家たちの多数の作品、
彗星のごとく画壇に登場したピエール・ブラッソーの正体……。


「本書は、いわば裏の美術史案内であり、仮想の奇画珍画ギャラリーだ。取りあげるのは珍奇で異様な、いまではすっかり忘れられた作品ばかりだが、そのすべてに、作者の人生とその時代を伝える物語がある」
──はじめにより

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