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我々は
書き下し分のように
ひらかれた気分をしていた
(「森と酢漿」)
「佐藤文香の詩は、事物と人のあいだに隠された隙間さえも手渡すことができる」(岡本啓)。「詩の言葉と五感との豊かな邂逅が達成されている。そうして詩は、ひたすらに日本語に奉仕する」(石松佳)。「作品の背後には人間のたてるざわめきが感じられ、ふれあいの場面や、感情のことが書かれている」(平岡直子)。ジャンル、形式、社会通念にとらわれない自由な歩行。俳句に軸足を置きながら、境界を自在にわたっていく。「現代詩手帖」に連載された、6篇を含む、詩的濃縮を実現する新詩集。
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