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子どもが独立し、夫婦ふたりの大人世代になると、食べる量が減り、がっつりとボリュ―ムのある主菜はいらないかな、と感じるようになります。そんな食卓にぴったりなのが、野菜とたんぱく質が入った「副菜以上、主菜未満」のおかずです。もう少し詳しく説明すると、
●主菜ほどボリュームがなく、副菜よりは食べごたえがある
●2人分で野菜1~2種にたんぱく質が80~100g入る
●たんぱく質は肉、魚介、植物性(大豆)。時には缶詰やじゃこなど軽めのものも
そんなおかずが3品ほどあれば、大満足の食卓が出来上がります。
「副菜以上、主菜未満」のおかずのいいところは、
①材料が少なく、調理がシンプルなので作るのが簡単
②3品あると、肉や魚介のたんぱく質と野菜がムリなく取れて、栄養バランスが自然に整う
③3品だと、味つけの変化もつく
④食材から考えるので、主菜、副菜、汁もの、といった献立を考える必要がない。
本書では特に、料理名を「食材+食材」「何味でどんな調理法で」をしているので、まずは食材を選んで、食べたい味つけで料理を決めることができます。
60歳以上の大人世代になると、料理を作るのもちょっと面倒になってきたり、量も食べられなくなります。
それでもおいしくて健康的な食卓のために「副菜以上、主菜未満」を取り入れてみませんか?
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