本書は、日本企業が海外にキャプティブ保険会社を検討、設立、運営管理するための実務書である。
キャプティブ保険会社は、保険を専業としない企業が自社または自社の子会社のリスクを引き受けるための保険会社であり、現状の日本企業では、海外に子会社として設立することになる。
本書では、キャプティブ保険会社を設立すべきか、どの国に設立するのが最適か、どのようにしてキャプティブ保険会社を設立するか、といった実務が具体的に解説されている。また、海外子会社であるキャプティブ保険会社をどのように現地で運営し、親会社として管理するかについても詳細に説明している。
さらに本書に掲載された、キャプティブを検討する会社への説明資料、キャプティブを所有する会社の社員研修、キャプティブの実際の運営および管理の資料などは、キャプティブの実務の理解と検討に大いに役立つものである。
著者は、「本書が、日本企業が世界で戦うために役立てば幸いである」とする。
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