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カナダ・オンタリオ州で生まれた「母子コンカレントプログラム(A Concurrent Group Program for Children and Their Mothers)」は,母子並行セッションを基本とした心理教育プログラムとして,DVに曝された母子を支援するために活用されてきた。
オリジナルプログラムでは12回だったセッションを7回に変更するなど,児童虐待防止法・DV防止法が成立した日本社会の実状に即して,より活用しやすくアクセスしやすい形に翻案(アレンジメント)。
「DV被害の包括的支援の実現を目指し,DV加害者プログラムの実施をはじめ,被害者支援に長年かかわってきた臨床家たちの〈経験の知〉と〈実践の技〉を結集する。
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