取り寄せ不可
スケーターの視点で描かれた
流れる景色、いつもの光
山口幸士(1982年神奈川県川崎市生まれ)は、10代の頃から親しんだスケートボードで得た視点を表現にとり入れ、日々の暮らしで目にする風景を描いてきました。身近なものの新たな表情を写し出した作品群は見る人に新鮮な驚きをもたらし、近年注目が高まっているペインターです。
3年間のニューヨークでの活動を経て、2018年より東京を拠点に活動、2022年には出身地である川崎市の工場内で5日間のみの個展「小さな光」を開催し、大きな反響を呼びました。2023年にはGinza Sony Parkのウォールアート企画に選出されるなど、活躍の場をますます広げています。
初の作品集となる本書では、ニューヨークで描いた活動初期の作品から大作に挑んだ最新作まで、約90点を掲載。作家自身がビジュアルページの構成に携わり、紙面ならではの作品体験も魅力の一冊になっています。さらに、川崎市にゆかりのある二人の筆者(川崎市市民ミュージアム学芸員・杉浦央子氏、『ルポ川崎』などの著書で知られるライター・磯部涼氏)による書き下ろしエッセイを収録し、その表現のルーツに迫ります。(日英併記)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。