レイシャル・プロファイリング

レイシャル・プロファイリング

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出版社
大月書店
著者名
宮下萌
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2023年11月
判型
A5
ISBN
9784272240173

外見と犯罪を結びつけて、警察官が職務質問をすることは典型的なレイシャル・プロファイリングである。東京弁護士会の調査等から実態を明らかにし、法制度、海外の判例、警察実務、統計的差別との関係など多角的に検証する。

[目次]

 序 論(宮下萌・明戸隆浩)

第1部 レイシャル・プロファイリングの実態と司法
 第1章 取材から見えた、日本のレイシャル・プロファイリングの現在地(國崎万智)
 第2章 ムスリムに対するレイシャル・プロファイリング(井桁大介)
 第3章 事例としてのムスリム母子不当聴取事件(西山温子)
 第4章 量的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態――2021年度東弁調査の分析から(明戸隆浩・有園洋一・古池秀・宮下萌)
 第5章 質的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態――2021年度東弁調査自由回答およびインタビュー調査から(宮下萌・曺慶鎬)
 第6章 レイシャル・プロファイリングと国際人権――一般的勧告36の紹介を中心に(宮下萌)

第2部 多角的な視点からレイシャル・プロファイリングを考える
 第7章 Floyd訴訟後のニューヨーク市におけるポリシング政策(今野健一・高橋早苗)
 第8章 刑事政策論から見たレイシャル・プロファイリング(寺中誠)
 第9章 「職務質問道」が言語化する技能と言語化しない直感・違和感(矢吹康夫)
 第10章 「ハーフ」「ミックス」の人々とレイシャル・プロファイリング(下地ローレンス吉孝)
 第11章 マイノリティに対する犯罪レイシャル・プロファイリングの不当性(堀田義太郎)
 第12章 アルゴリズムの判断はいつ差別であるといえるか――COMPAS事例を参照して(前田春香)

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