祭儀と注釈

法蔵館文庫

祭儀と注釈

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出版社
法蔵館
著者名
桜井好朗 , 星優也
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2023年11月
判型
A6
ISBN
9784831826572

神話がいかに平安期を通して注釈によって変容していったか?
注釈が新たに中世神話を創出し、王権-国家の起源を形成する歴史を読み解く。そして、それは中世独自の芸能世界の成立とも呼応する。

一九七〇年代、「未開」「原始」「古層」といった神話研究が学問の主流を占めていた中で、それまで重視されてこなかった中世の注釈類=「中世神話」の研究地平を切り拓いた先駆者、桜井好朗による記念碑的一冊。


目次

はじめに――中世における古代
Ⅰ 王権-国家の神話と祭儀
一 天孫降臨と大嘗祭
二 大祓の基本的構造

Ⅱ 儀礼国家の形成
一 儀礼国家の神話的位相(その一)
二 儀礼国家の神話的位相(その二)

Ⅲ 注釈における中世の発現
一 即位灌頂と神器
二 『中臣祓訓解』の世界

おわりに――王権伝承と芸能

あとがき

解説 我流の霜月の踊舞(ノヴェムバー・ステップス) 星優也

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