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龍穴を探し当て、その上に墓、家、村、都市を営むと都市や村落は繁栄し、墓主の子孫、家の住人に幸運が訪れる――。
東アジアに浸透する「風水」とは何か。
原典を通して、その思想的基盤や原理的仕組みを解明する待望の案内書。
「本書は一部の読者が期待しているような風水のハウツウ本ではなく、本書を熱心に読んでも幸せになれるわけではない。風水というものを、それが生まれ出てきた中国の歴史的、文化的土壌にもどしたうえで、その思想的基盤や原理的な仕組みを明らかにしたい、というのが筆者の願いなのである」(本文より)
【目次】
第一講 風水とはなにか
第二講 儒教風水のスタンス――『地理人子須知』というテキスト
第三講 三本の大龍脈
第四講 都市と龍脈
第五講 風水説の仕組み――龍法
第六講 穴法
第七講 砂法
第八講 水法
第九講 風水文化圏
あとがき
付篇
アジアの自然観と風水地理説
風水研究の新局面
「賢い母親」と「愚かな娘」
文庫版あとがき
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