1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
大人が忘れたかもしれない
他人を思いやる心。
自分で考えて生きるという力。
新中学生が林間学校で土砂崩れに襲われた。
極限状態に置かれた少年少女は――。
新中学生の長谷部幸男は憂鬱だった。都市開発の余波で、集落は地元派と新興住宅派に分かれ、学校で喧嘩が絶えないからだ。夏休み、自分の立場を曖昧にしたまま幸男は林間学校へ。わだかまりを抱えた少年らは荒天に襲われ、宿舎は土砂崩れに飲み込まれる。生存者は子ども九名だけ。極限状態の幸男らは闇に怯えながらも難所を越えることで、互いを理解し始めるが……。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。