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★サイゼリヤで生まれた新たな漫画ジャンル
★経営層の「思い」が現場に伝わります
小売りや外食などのサービス業では多くの人が働いています。もしあなたがそうした会社の経営者なら、あなた自身の「思い」や「考え」をどうやって伝えますか? 管理職を通じて伝えますか、それとも社内報や従業員向けの動画で伝えますか?
これは多くの企業が抱えている共通の悩みです。たとえサービス業ではなかったとしても、また、従業員がそれほど多くなかったとしても、経営層の「思い」や「考え」を現場に理解してもらうのは簡単ではありません。
「思い」や「考え」は抽象的であり、そのままでは現場は何をすればいいのかわからず、現場で実践できる具体的な事項に落とし込む必要があるからです。さらに言えば、たとえ具体的になったとしても、現場に主体的に取り組んもらうにはどうしたらいいのか、多くの企業が頭を悩ませています。
この問題に外食チェーン「サイゼリヤ」の一人の部長が漫画で挑みました。社長の「思い」や「考え」を、毎週16コマの漫画にして現場に配信したのです。コロナ禍の時期と重なったこの取り組みは3年間続き、“サイゼリヤ漫画”の発行回数は150回を超えています。
本書は、経営層と現場がつながり、経営層の思いや考えが現場に伝わっていく――そうした漫画の制作ノウハウをまとめた書です。漫画制作の担当者である筆者は、一般的なエンタメ漫画を参考にしつつ目的にかなった独自の理論を構築し、「コミュニケーション漫画」という新たなジャンルを切り開きました。
漫画の「絵」を描くのは漫画家に依頼することになりますが、漫画家に丸投げしても、社長の思いや考えを理解してもらうのは難しいです。カギを握るのは、経営層の思いを漫画の設計図ともいえる「ネーム」に展開する「企画編集者」です。本書をお読みいただければ、コミュニケーション漫画の企画編集ノウハウを得ることができます。
本書には“サイゼリヤ漫画”の実例を多数満載していますので、あなたの会社にも応用できる実用的な使い方が可能です。また、筆者のノウハウを習得できるように1コマずつ解説したり、コミュニケーション技術を漫画に展開する実践方法を解説したりするなど、様々な工夫が施されています。
「経営層の思いを現場に伝えるにはどうすればいいか」と悩む人にとって、“サイゼリヤ漫画”は学ぶ価値の高いもの。そのノウハウが整理されている本書は、あなたの悩みに答えを出してくれることでしょう。
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